2010年08月25日

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【100日ブログ20日目】


では昨日の続きを。
地球上で私達が利用出来る水は僅か10%で、それを世界中の人が分け合って使っているそうです。

水を大切に使う。
そんな当たり前だからこそ、ないがしろになってしまっている“当たり前”を子供達に分かりやすく体感してもらう為にこんな実験をしていました。

『コップ一杯の牛乳、バケツ何杯分薄めたら魚が住める水になる?』

子供達の予想は、

「10杯!」とか、
「15杯!」など。

さて、何杯だと思います?


水槽にコップ一杯の牛乳を注ぎ、それに子供達が水をそそいでいきます。

10杯注ぐ前に水槽はいっぱいに。まだまだ見た目に分かるほど濁っています。

水を子供用プールに移し、10杯目で濃度をチェック。先ほどとあまり変化が無く、濃度もまだまだ濃い。

倍の20杯。
魚が住める濃度の半分にも満たない。

次第に子供用プールでも追いつかなくなり、大人用プールに移し替える。

子供達(幼稚園生くらい)の顔にも疲労が見え始める。

見かねた両親が手伝い始める。園のお友達もみんなでお手伝い。



みんなで代わる代わるバケツリレーを行い、ようやく濃度が基準を満たしたのは(魚が住める水)なんと、



じつにバケツ70杯分!

たった牛乳一杯ですよ?



それをそのまま排水口に流したとしたら?

目に見えない下水道の水がどんな大変な事になっているか、察しがつきますよね…


ちなみに油だと660杯ほどでした。



その油を新聞紙に吸わせてからだと使用する水は激減しました。


ささいな事なんですよね。


夕飯のおかずで汚れた皿を新聞紙で拭き取り、それから洗う。(油分が減り洗い物も楽!)


お味噌汁や飲み物を残さない。

必要な分だけ用意するなど。




小さい頃、両親やいとこと河辺でキャンプしました。川の水は冷えていて、日常では味わえない自然の醍醐味に時間を忘れ遊びました。


今はもう汚れてしまい、入れなくなってしまいました。

湧き水の水が枯れてしまった所もありました。


結局は自らの首を絞めていますよね。


大切に使いたいと思います。まずは家庭の台所から。


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共存(2010-08-24 21:59)


Posted by 明來婀(アクア) at 23:11│Comments(2)自然
この記事へのコメント
100日ブログから来ましたラナンと申します。

水はとても大切ですね。小さいときは水にお金がかかるなんて知らなくて、じゃんじゃん使ってました。だれでもそうかもしれませんが。

今はどうやって水を最小限にして洗いものをするか考えてしてます。
Posted by ラナン at 2010年09月29日 08:19
>ラナンさん

コメントどうもありがとうございました!!
普段生活していると“当たり前”になってしまって、なかなか
気付けないのが現状ですよね(^^;)

改めてラナンさんのコメントを読み直し、また私も
気をつけたいと思いました。
ありがとうございます。
Posted by 明來婀(アクア)明來婀(アクア) at 2010年11月13日 21:24
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